2012年9月28日金曜日

104sh のカメラ

前回は 104sh のカメラが白っぽくて原因を求めていると書いたが、ウェブで探すべきだった。

私は携帯を財布と一緒にポケットに入れることが多い。そのせいでレンズの傷が心配で、今まで画面保護シートに付いて来たレンズ保護フィルムも張っていた。そして、検索すれば保護フィルムを書けると写真が少し白っぽくなるということが分かった。104shはレンズの性質のせいか、少しどころではない。そして、フィルムを剥がしたら、まともな写真が撮れるようになった。


左・上はフィルムを付けた状態。光が眩しく、写真全体が白くて不鮮明。
右・下はフィルムなし。空の青さが薄いような気もするが、コントラストが十分。

ただ、フィルムを外しても、暗い所でノイズが出るという弱点が変わらない。そもそもフラッシュがないので仕方がない。12Mのカメラとして少し弱い気がするが、解像度を下げると他機種に負けないので、ズームだと思えばいいのかな。

2012年9月22日土曜日

AQUOS PHONE 104SH

前回でもそれに少し触れたが、半年前から Hybrid W-Zero3 から同じシャープの AQUOS PHONE 104SH に移行した。Hybrid が段々時代遅れになり、割引期間が終わっていたので、抵抗が少なくなっていた。それでもしばりは3年だったので、違約金は払わされた。事情により行き先がソフトバンクになったので、その中で最新のものを選んだのはミハかな。当時は世界で2番目に Android 4.0 を採用したスマートホンだった。

半年使っての感想は良好だが、一応気がついた事を書こう。

ホーム画面

Android は iPhone に比べてホーム画面がカストマイズできるのが大きな売り。シャープは元々提供しているホームアプリは悪くないが、メモリが圧迫されてホームに戻るときに待たされることが多くなって他を試す気になった。デザインにも多少の不満があった。
試したものを比較して見た。
  • デフォールトホーム メモリ使用量が中ぐらいで、基本的には安定している。最初の見栄えは ICS のホームとほとんど変わらないが、アプリを分類する機能もついている。そのお陰でホームにアプリのアイコンを手で張る必要があまりない。
  • LauncherPro とても軽い。アプリの動作が軽いし、他のアプリからホームに戻るときに待たされることが全くない。ただ一つの欠点は開発が終わっていて、問題が改善されることはない。フォルダー機能がついているものの、見栄えが好みではない。改良版が出れば理想だが、現状では他を求めるしかない。
  • APEX Launcher ICSホームの改良版らしいが、機能的にはすぐれている。ジェスチャーが色々使えてとても便利だし、フォルダーの表示の仕方が変えられるなど、細かく見栄えを調整したい人には向いている。ただし、高機能だけあった、メモリ使用量が多くて、他のアプリとの行き来でいらいらすることもある。最大の欠点は、たまに日本語が文字化けすること。見栄えと機能からしばらく我慢していたが、また次を求める事に。
  • ssLauncher アイコンやウィジェットが完全に自由に配置できる、新しいコンセプトのホームアプリ。アプリへのリンクは様々なフォントの文字列でも良い。APEX よりは軽いけど、重いアプリからホームに戻るとやはり待たされることはある。しかし、この自由度に慣れたら、他に戻れない。以下に画面写真を掲載する。アプリ画面は自動的に作られるが、フォルダー機能もある。


メールアプリ


全てのメールを GMail で管理しているので、最初は GMailアプリ一択と思ったが、バグに会って悩んだ。具体的には、特定のメールアドレスに送信しようとすると、送信が完了せずに、メールがずっと引っかかったままにスレッドに残る。「送信中」と赤で表示されるので、とても気持ちが悪い。結局、ウェブから一旦そのスレッドをゴミ箱に入れて、もう一階復活させることで解決したが、相変わらずそのアドレスにメールが送れない(ただし、元々RFCに適合しないアドレスで、OSXのMailでも警告が出る)。それ以外にも、アプリからできないことが色々。たとえば、スレッドの中の一通だけを消すことはできないし、受信したメールを再送することもできない。
そういうこともあって、しばらく代替のメールアプリを求めていたが、結局よいものは見つからなかった。K9はかなり便利だが、スレッドは対応していない。有料のものはあるかも知れないが、そこにもバグの可能性もあるので、GMailアプリで我慢した方が無難。

バッテリー

スマートホンは電池の持ちが気になる。ハイブリッドでも一日ギリギリで悩まされた。結論からいうと、私の使い方ではこちらも一日ギリギリ持つ。中には、ウェブや読書が2〜3時間が含まれる。カメラやGPSを使うと、急速に減る。これでは不安だったが、一日出かける時にモバイル充電バッテリーを持ち歩くことで解決した。使うことはそんなに多くないが、2500円で買った小さな安心。容量の2000mAhでは、本体の電池より大きいので、満充電に近い状態に戻せる。

カメラ

Hybrid に続いて、最大の不満がここにある。1200万画素と最高級のカメラのはずなのに、調整しないと撮る写真が白っぽい。フラッシュもないので、夜はほとんど使い物にならない。白っぽさに関しては個体の問題のような気がするが、修理に出す程の問題かどうかはまだ決め兼ねている。

総評

上記の諸問題以外は実に大満足である。画面が高解像度とても綺麗だし、動作はスピーディで Hybrid と全く比べ物にならない。ルートは取っていないので、何でもいじれたWindows Mobileより自由度は少し劣るが、それでもホーム画面やソフトウェアキーボードが帰られたり、基本的に痒いところには手が届く仕様になっているので、それほど困らない。長く使おうと思う。